事業者紹介

昔、足利教会だった野崎教会長様の言葉を今でもビジネスで活用しております。その言葉は、『人を育てるには、手を離して、眼を離すな』です。ビジネスで一番重要なのは、会社経費の60％を占める従業員の育成です。

以前、右肩上がりだった昭和の経済環境では、苦労の先に成功が沢山約束されており、その成功体験自体が人材を育成していました。

しかしながら平成以降、人口減少に伴う右肩下がりの経済環境の中で、人材の育成方法は迷走しています。従業員が体験できる『成功』の数が激減したからです。何とかしようと、多くの経営者が失敗するのが、いわゆるマイクロマネジメントと言われる手法です。重箱の隅をつつき、常時監視を行い失敗する経営者や管理職を沢山見て来ました。

『手を放さず、眼も離さない』やり方では、人は成長しません。逆に『手を放して、眼も離す』所謂、放任主義では、失敗も正されず、成功も褒められず、自然と従業員のやる気は薄れてゆきます。

令和の時代に於いて、一番力を発揮するのが野崎教会長の教え『手を放して、眼を離すな』です。悪い事をした時、巻き込まれた時、逆に、良い事を出来た時、運に恵まれた時。そんな時に道を示し、評価をする事で、ぐんぐん成長していった人材は数え切れません。

今でも、私にビジネスを教えてください、とやってくる若者や幹部が後を絶ちません。野崎さんの言葉、佼成会の教えに心より感謝しております。